ヘルパーリポート
南禅寺部員 乾亨院徒弟 大神俊敬
9月16日 第12講 入浴の介護
普段何気なく入浴しているが、いざ介護となると思いのほか難しいものでした。介護自体初めての私にとって利用者さんのプライバシーも考え、縟瘡(じょくそう)や湿疹の有無、皮膚の状態など全身の状態の観察もしつつ、短時間での入浴となると介護する側の大変さも実感しました。また、浴槽・浴室での転倒、温度差による急変など、事前に入浴環境を把握、整えることの重要さも思い知らされました。
その中で、大切なことは、利用者さんにとって一日の中で一番心身のリラックスを感じて頂く大切な入浴をいかにスムーズに、かつ利用者さんに負担をかけないように行うことが本来の介護のあるべき姿なのかと初心者ながら感じる良い機会でした。
まず私にできることは声掛けであると思います。声掛けをすることで、利用者さんに安心を与えることができ、また介護する側も利用者さんの状態を把握することができます。今回の実習で声掛けの重要性を肌で感じる事が出来たので、様々な現場で利用者さんの心と接することを大切にしていきたいです。